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カテゴリ:職場の教養
9月11日(木) 飛耳長目録
幕末に活躍した吉田松陰は、松下村塾で明治維新の志士を多く育てました。 持って生まれた資質を駆使して後輩を養成したばかりでなく、向上心と好奇心の重要性を彼らに伝授していたようです。 塾生にはいつも「あらゆる情報を収集し、将来の判断材料にせよ」と説いていました。それも政治や経済だけでなく、今で言えば芸能人のスキャンダルにまで松陰は関心を寄せていたといいます。 毎日の出来事を他人事として見るのではなく、また程度の高い、低いということは問題にはせず、世のすべてが生きたテキストであると捉えていたのです。 松陰が毎日のニュースを書き続けたメモは「飛耳長目録」と呼ばれ、耳を立て、目を横に長くという意味で、常にほどよい緊張を保つという意味でした。 情報は現代においても大切な武器となります。情報をうまく取り入れ、かつ活かすことのできる人間が、職場において活力を持てるのです。アンテナを前後左右に張りめぐらせ、取捨選択しながら仕事の糧としていきましょう。 今日の心がけ●ほどよい緊張感を持ち続けましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。 入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年09月11日 07時02分27秒
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