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カテゴリ:職場の教養
9月14日(日) ベッドの共有
Mさんは、愛犬のしぐさにいつも心が癒されていました。そこで、テレビを見る時も食事をする時も寝る時も、愛犬を傍らに過ごしていました。 しかし、愛犬とのベッドの共有には、狭くて寝づらい思いがありました。<犬なのだから、ベッドの下で寝ればいいのに>と、次第に不満が募っていたのです。すると、しばらくして愛犬は下で寝るようになりました。 <思えば通じるものだ>と喜んでいたある夕方のことでした。Mさんは昼間の仕事の疲れで、深く寝入ってしまいました。「ドタッ」という音で目が覚め、気づくとMさんはベッドの下でした。 瞬間、気になったのは愛犬でした。しかし、愛犬はMさんの落ちたところではない場所で寝ていました。大事に至らずホッと胸をなでおろしたものの、<落ちたところに犬がいたら>と思った瞬間、Mさんの全身から血の気が引きました。 以来Mさんは、愛犬にベッドの上で寝るようにと声をかけるようになり、共有することへの不満は完全に解消し、自分のわがままを反省したのでした。 今日の心がけ●わがままが出ていないか確認しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。 難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。 我が社のO君は、職場の教養にルビまで入れてくれています。 知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。 朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら 是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。 (著作権の保護のため、いくつかの条件を設けます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年09月14日 13時22分57秒
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