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カテゴリ:職場の教養
9月25日(木) つまらない仕事
ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんが、アメリカの修道院で修行をしていた時のことです。「あなたは、食堂でお皿を並べながら何を考えていますか」と修道院長に聞かれた渡辺さんは、「別に何も・・・」と答えました。 本当は心の中に、一日の大半が掃除、洗濯、アイロンがけ、繕いものなどの雑用に費やされる毎日に、つまらなさと焦りがありました。 すると、修道院長は「一つひとつ、音をさせないように、静かに置いてごらんなさい。そこに座る人が幸せになるようにと、心をこめてごらんなさい」と言って立ち去ったのでした。そこで、周りの人の幸せを願い、祈りながらお皿を並べてみると、どんな小さな仕事でも価値があると思えるようになったのです。 渡辺さんは、仕事がつまらないのは、やりがいのある仕事に自分自身がしていかないからだということを、その時に教えてもらったといいます。 一見つまらなそうな仕事でも、その仕事がどのような必要があって存在しているのかを考え、努力することが、自己を高めていくことになるのです。 今日の心がけ●仕事の意義を考えましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。 入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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