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カテゴリ:職場の教養
10月 5日(日) 正しいことを言うときは
「二人が睦まじくいるためには・・・」と、新婚生活に臨む新郎新婦への応援と心構えを「祝婚歌」という詩に表わしたのは、詩人の吉野弘さんです。 この詩の中には、「正しいことを言うときは、相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい」といった、夫婦愛和の秘訣が散りばめられています。 正しいことを伝えることの難しさは、職場生活においても同様です。内容が間違っていなければ相手は受けざるを得ないのですが、感情として受け容れ難い面が同居する可能性もあり、伝え方に一考を要します。 例えば、正しいことを伝えるときには、責める心を捨て、むしろ相手の立場を尊重する気持ちを添える工夫は必要です。自分自身が伝える内容の実践者であるかが、同時に問われることも忘れてはなりません。「正しいことを言うときは、少し控えめにするほうがいい」との「祝婚歌」の句は、大いに参考となるでしょう。 間違いをウヤムヤにせずに正す厳しさは大事なことですが、職場の人間関係を考慮した的確なコミュニケーションも併せ持ちたいものです。 今日の心がけ●相手を敬う対応を心がけましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年10月04日 09時10分17秒
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