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カテゴリ:職場の教養
10月26日(日) 報恩の行為
挨拶は人としての基本であり、人間関係を円滑にする潤滑油の働きがあります。ところが昨今は、その基本を軽視している人も少なくないようです。 ある小学校でのことです。「給食のときに『いただきます』『ご馳走様でした』という挨拶を子供に強要するな」との苦情が寄せられました。その保護者の言い分は、「給食費を払っているのは私であって、その支払っている側の子供に、なんで『いただきます』などと言わせるのか」というのです。 親がよい生活習慣を率先垂範し、子の手本になるべきであるにもかかわらず、肝心の親自身のモラルが歪んでいるとしか言いようがありません。 私たちは、よき職場人である前に、よき家庭人であるべきです。まずは、日常の些細な事柄の中にこそ、人として生きていく規範があることを知るべきでしょう。そして規範は守るべきものであることも忘れてはなりません。 日々の生活の中で感謝をする、その思いの発露が挨拶です。子供の将来を狂わせないためにも、親や大人がしっかりと生きていきましょう。 今日の心がけ●挨拶は家庭から始めましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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