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カテゴリ:職場の教養
10月12日(日) 愛用
Aさんは、だいぶ昔に購入した古い型の車を大切に使っていました。 故障して修理に出すたびに、ディーラー側から「買ったほうが安いですよ」と新車購入を勧められます。「愛用しているものは長く使いたい」という性格のAさんは、それが嫌で修理の際には系列のディーラーを転々としていました。 そんなある日のこと、買い物がてら訪れたディーラーで、Aさんの車を見た営業担当者は「ご愛用いただき、ありがとうございます!」と、嬉しそうに声をかけてきたのです。 その担当者は同じ車種を所有し、修理工の経験もあることから、「どれだけこの車が大切に扱われているかが分かります」と感動したのでした。 これまで新車を勧められても、話も聞かずにいたAさんでしたが、この日初めて新車の説明を聞き、<購入するならこの人からだ>と心に決めたのでした。 商品を購入してもらえる可能性の有無にかかわらず、まずは相手に合わせて、もてなしていこうとする姿勢は、自ずと新しい出会いにつながっていくものです。 今日の心がけ●相手に合わせた接客をしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年10月12日 06時32分58秒
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