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カテゴリ:職場の教養
10月31日(金) 臨機応変
Aさんがあるホテルを利用したときのことです。夜間に急な外出の必要に迫られましたが、気が急いていたAさんは、広いホテルの中で迷ってしまったのです。 その時、偶然ホテルのスタッフと遭遇し、フロントの場所を尋ねました。するとそのスタッフは、「お急ぎですか?それではこちらへどうぞ」と言って、非常口から駐車場へと案内してくれたのです。 ルームキーを持ったままだったAさんは「キーを持ったままですが、預けなくてもいいですか」と尋ねたところ、「結構でございます。どうぞ行ってらっしゃいませ」と笑顔で送り出してくれました。 この臨機応変な対応に、Aさんは感動を覚えました。そして<このホテルは、どのような社員教育をしているのか、ぜひ知りたいものだ>とも思ったのです。 規則やマニュアルは基本的には大切ですが、その場に即した柔軟な対応が思わぬ効果をもたらしてくれるものです。そのためには、日頃から利用者の立場に立ったサービスや製品の提供を考え、そして行動に移すことが重要です。 今日の心がけ●相手の状況を察しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはご配慮くださいますよう願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年10月31日 06時08分48秒
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