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カテゴリ:職場の教養
11月 9日(日) 悟りとは
宮城県仙台市にある慈眼寺の住職・塩沼亮潤氏は、吉野の金峯山寺一三〇〇年の歴史上二人目となる、大峯千日回峰行満行を一九九九年に成し遂げました。 往復四八キロ、高低差一三〇〇メートル以上の山道を、一日十六時間かけて往復する荒行です。それを九年間貫き通した氏は、行から得た真理を次のように語っています。 「苦行を経験したから悟れるのではない。大事なのは、行から得たものを生活の中でよく実践することである。それぞれに与えられた場で、それぞれに与えられた役目を果たしていく中で、多くのことを感じ、悟ることができる」 特殊な行を積んだ者だけが悟りに達すると思いがちですが、自身に課せられた役割を成し遂げていく中で気づくものがあることを、氏は教えてくれています。 私たちが今ここに与えられている立場と使命を確認し、自分の持てる力を仕事の中で惜しみなく出し切ること。それこそが、お客様や地域に喜ばれる第一歩であると肝に銘じ、日々の業務に正対していきたいものです。 今日の心がけ●自分の役目を精いっぱい果たしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月02日 17時22分15秒
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