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カテゴリ:職場の教養
11月14日(金) 響きの差
社員教育などの講師を務める、企業コンサルタントのTさん。ある日、おもしろい場面に出合いました。早朝七時から一時間にわたり、五十人ほどの社員を対象にした「活力ある朝礼の推進」という講義を担当したときのことです。 開始十分ほど前に講師席に着き、講義で使用する資料に目を通していました。研修室の出入り口は一ヵ所のみ。次々と入室してくる社員が、すでに着席している社員に向かって、「おはようございます」と挨拶をしています。 このときTさんは、あることに気がつきました。挨拶を返す着席組の声の響きが、そのつど微妙に違うのです。皆の声が元気よく揃うとき、輪唱のようにタイミングがずれるとき、パラパラとしか返らないときなど、じつに様々です。 それらはすべて、入室する社員の声の響きの差に呼応していたのでした。あらためて、明るく元気な挨拶の大切さを確認したTさんでした。 「私のこのひと声で相手の心を弾ませよう」という積極的な気持ちで、日々の挨拶に磨きをかけていきたいものです。 今日の心がけ●弾むような挨拶をしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはご配慮くださいますよう願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月11日 08時49分16秒
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