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カテゴリ:職場の教養
11月 2日(日) 82歳の博士
神戸製鋼所・元社長の亀高素吉氏(八二歳)が、今年七月に薬学博士の学位を取得しました。 亀高氏は同所の社長と会長を務めたのち、七十二歳で退職。もともと若いころから薬学関係の本を読んでいたことや、妻を看病した経験から、さらなる良薬は作れないものかとの思いがあり、北里大学大学院の科目等履修生として、薬学を研究することになりました。 三年間の全単位を優秀な成績で取得。担当教授に誘われてさらに七年、真の学者になりたいという思いから、研究員として実験・研究に没頭してきました。 ラット(ネズミ)に薬を投与して白内障への影響を探る研究を続けて、小動物の眼底写真を精細に撮れるカメラを開発したことなどから、このたびの博士号取得につながりました。 高齢になっても目標を持ち、それに向かって努力する姿勢は尊いものです。私たちも後ろを振り返らず、前を向いて歩みを進めたいものです。 今日の心がけ●目標を持って前進しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月02日 06時57分09秒
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