|
カテゴリ:職場の教養
11月20日(木) 親しみが持てるまで
警視庁には、手配写真だけを手がかりに、繁華街の雑踏に潜む容疑者を見つけ出す「見当たり捜査」のプロがいます。 捜査員たちは約五百人の容疑者の顔を記憶し、街角で一瞬にして容疑者を見分けます。いったい「顔」を覚えるコツとは、どのようなものなのでしょうか。 ある捜査員は、毎日寝る前と出勤前に、顔写真に目を通し、「写真の相手に親しみを持つまで見る。中学の同級生のような感覚にする」といいます。 「憎むべき犯人に親しみを持つ」とは意外ですが、私たちも、人の多い雑踏の中であっても、不思議と家族や親しい友人を見つけられることがあります。顔を脳裏に刻むには、「親しみを持つ」のは有用なことなのかもしれません。 捜査員たちは、憎むべき犯人の写真を見て、親しみという感覚を得ました。私たち職場人にも、ソリの合わない人間は周囲にいるものです。そのような人たちの良いところを見つけ出す努力が、「写真に見入る」という行為といえるでしょう。 個々人の親しみ度は、職場全体の力に通じます。触れ合いを力としましょう。 今日の心がけ●親しみが持てる間柄になりましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。 入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。 難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。 O君は、いまでは職場の教養にルビまで入れてくれるようになりました。 知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。 朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら 是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。 (著作権の保護のため、いくつかの条件を設けます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月20日 07時57分29秒
コメント(0) | コメントを書く
[職場の教養] カテゴリの最新記事
|