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カテゴリ:職場の教養
12月 8日(月) 「法・連・相」の本質
「技術を伝える基本は『教えない』こと。こちらは背中を押すだけ」と語るのは、工務店社長の菊池恭二氏。十人の弟子を持つ宮大工です。 「作業でわからないことがあっても、悩み抜いた末の質問でなければ、答えを深く聞くことができない」と言います。氏自身もかつては、ある棟梁の押しかけ弟子となって、六年間お茶当番を誰にも譲らず、朝晩心を込めてお茶を酌みつつ棟梁に密着して、仕事ぶりを見て、聞いて、盗んだのでした。 「報告・連絡・相談」はもちろん重要ですが、その本質をはき違えて、上司や同僚の足を引っ張る人も中にはいます。 万全の手段を尽くさず結果が出る前にフライングする<怠慢報告>。わかりにくい断片的な情報をダラダラと伝える<垂れ流し連絡>。壁にぶつかった時、それを打開する闘いを放棄して上司に依存する<甘え相談>などです。 自分と職場の存亡をかける気構えで、常にジリジリと目標に迫り、そして完遂する。自らに厳しさを課すことこそが「法・連・相」の本質なのです。 今日の心がけ●自らに厳しい「法・連・相」を行ないましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。 特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。 入会すると、毎週のモーニングセミナーの他、経営者の集い(イブニングセミナー)などなど いろんな学びの場に無料で参加出来ます。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月28日 16時23分12秒
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