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カテゴリ:職場の教養
12月13日(土) 一大事
「これは大変な出来事だ!」という意味の「すわ一大事」という言葉があります。 「すわ」とは、突然の出来事に驚いて発する「あっ!」と同じ感嘆詞ですが、今では使われなくなりました。 「一大事」は<わが社の一大事>などのように、重大な事態や事件が起きた時に今でも使われますが、本来は「一大事因縁」という仏教から出た言葉です。 「お釈迦さまがこの世に現われたのは、すべての生きとし生けるものを救済するという大きな目的のためである」という意味です。 言葉は生き物と言われるように、時代によって、消滅してしまったりその意味や内容が変わってしまうことが時折あります。 「一大事」も、<救済者が現われた>というように、元来はよい意味でしたが、現在は、<突然降りかかる災難>のように悪い意味に変わってしまいました。 言葉は心の息吹です。仕事の上で困難な事態が起きた時、その困難から逃げずに、必ず解決できると信じて、よい意味の言葉を発していきましょう。 今日の心がけ●言葉を大切にしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 朝礼に利用するととっても効果が高いと思います。 書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年12月14日 04時54分59秒
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