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カテゴリ:職場の教養
12月27日(土) 美しい街
全国各地で、スプレーを使った落書きの被害が、繁華街から住宅地にまで急速に拡大しています。落書きを放置すると治安も悪化すると言われています。 一九七〇年代から落書きに悩まされていたアメリカでは、かつてそれを放置してきたために凶悪犯罪が増えました。落書きの多いところに犯罪が増える理由を、環境心理学の視点で工学博士の小林茂雄氏は次のように説明しています。 1.一つの落書きだけでは治安の悪化には結びつかないが、落書きが一つあると次々に書かれやすくなる。2.落書きの多いところは、管理されていない地域という意識を人々に与える。3.そこを避ける人が多くなり、人目につかない凶悪犯罪の場所がつくられ、住民がどんどんいなくなって街が壊れていく。 この説を受けて岡山市では、ボランティアによるブロック単位の「一斉消去」により、町の落書きが十分の一に減ったとのことです。 落書きを減らす、公共の場を汚さないなど、「美しい街づくり」を心がけ、住みよい街づくりをしたいものです。 今日の心がけ●美しい街づくりを実現しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 朝礼に利用するととっても効果が高いと思います。 書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年12月27日 07時16分50秒
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