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カテゴリ:職場の教養
1月21日(水) 一流を生み出す繊細さ
鳴戸親方(元横綱・隆の里)は、相撲の分析力は角界随一と言われます。その親方が「一流の域」について語っています。 「どの世界でも一流の域に達した人は、総じて神経が細やかである。例えば、私の師匠の先代二子山親方(元横綱・初代若乃花)は、豪快な荒技で知られた半面、けいこで土俵に上がると、まず足の指で砂をかき分け、凸凹がないか確かめるような周到さがあった」というのです。 「栃・若時代」を築き上げ、一世を風靡した二子山親方は、わずかな「気づき」を勝ちに結びつくように積み重ねてきたのです。 では「繊細さ」は、どうすれば身につけることができるのでしょうか。それは柔軟な思考とふだんから小さな気づきを疎かにしないということです。見たもの、聞いたものに想像力を働かせ、現状をさらによくするものを見つけることです。 横着者や不精者、そして「まあ、いいか」と妥協する人に、一流の人はいないと知りましょう。 今日の心がけ●よりよくなる道を追求しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために9年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年01月08日 12時25分31秒
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