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カテゴリ:職場の教養
1月26日(月) そのミスは誰のため
アパレルメーカーで営業を担当するSさんは、毎日大量の婦人服をワゴン車に積み、得意先を訪問しては、商品の補充や売掛金の回収を行なっています。 ある日、いつものように車両の出発前点検をすると、燃料が残りわずかになっていました。同社では、前日に車を使用した人が給油をするルールとなっています。Sさんが責める気持ちで車載日報を見ると、運転記録も未記入のままでした。 <ルールも守れない社員は誰だ!>と、腹を立てながらハンドルを握ったSさん。すると、訪問先でも憤った態度が出てしまい、その日の交渉はことごとくうまくいきません。渋滞にも遭ってしまい、予定は大幅に狂ってしまいました。 Sさんは、イライラする気持ちを募らせながら帰社を急ぎ、慌てて自社の駐車場へ車を停めようとして、物損事故を起こしてしまったのです。 事情を知った上司から、「他人のミスは、<同じ失敗を繰り返さないで>という自分への警告だよ」とSさんは指摘されました。他人のミスに気づいた時には、責めるよりも、冷静に学び感謝する姿勢が必要なのです。 今日の心がけ●他人の失敗から学びましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。 特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。 入会すると、毎週のモーニングセミナーの他、経営者の集い(イブニングセミナー)などなど いろんな学びの場に無料で参加出来ます。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年01月15日 13時41分25秒
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