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カテゴリ:職場の教養
1月 3日(土) 知ったかぶり
Yさんが、取引き先の男性と商談をしている中で、本の話題となりました。 男性は読書を趣味にしているため、本に精通しており、多くの作家や作品の名がポンポンと出てきます。ところが、Yさんは読書が苦手で普段本を読まないため、それらの作家や作品の名を、ほとんど知りませんでした。 しかし自分の無知をさらすようで、「知りません」と正直には言えません。その場を取り繕おうと、あたかも知っているように、男性の話に合わせました。 さらに話の内容が深まってくると、いよいよ間が持たなくなりました。「Yさんはあの作品をどのように感じられましたか?」との問いに、ついに何も言えなくなり、最後には大恥をかいてしまったのです。 Yさんは、<分からないことは分からない>と言い、相手に教えてもらう勇気を持つことも大切だと痛感したといいます。 自分自身を必要以上に尊大に見せることも、卑下することもありません。ありのままの自分を認めつつ、足りないところは補っていきましょう。 今日の心がけ●偽りのない自分でいましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年01月03日 09時03分55秒
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