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カテゴリ:職場の教養
2月 4日(水) 季節感の再生
「食の安全」が問題視される昨今ですが、日本人の「季節感の安全」も心配であると、コラムニストの石井英夫氏は指摘しています。 例えば、インゲンの旬は夏ですが、季節に関係なく一年中出回っている状況です。氏は、季節感が鈍ると、日本人としての感性が衰えると懸念しています。 日本研究者の中国の王敏氏は、「自然と風土への愛着を、言葉そのものから喚起されるイメージをもって表わす民族は、日本人のほかにはいない」と、自著の中で紹介しています。 俳句に使う季語や季題、手紙の書き出しに季節の挨拶を入れることなどは、外国人には不思議に映るようです。しかし、日本人の季節に対する繊細な感性と表現力に、驚きと敬意を表わす外国人も多くいます。 日本人の季節感は、美意識や倫理観を養ってきました。さらに、暮らしの中で自然に目を向けることは、環境に配慮する「エコ感覚」を培うことでしょう。 自然を身近に感じながら、季節を表わす言葉と感性を磨いていきたいものです。 今日の心がけ●季節を表現する感性を養いましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために9年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。 難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。 O君は、いまでは職場の教養にルビまで入れてくれるようになりました。 知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。 朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら 是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。 (著作権の保護のため、いくつかの条件を設けます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月02日 05時11分15秒
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