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カテゴリ:職場の教養
3月 1日(日) セレンデイピテイ
脳科学の研究で「セレンデイピテイ」という言葉が注目されています。「思わぬ幸運に偶然出会う能力」と訳されますが、最近では「偶然による幸運の出会い」という意味でも使われています。 人は出会いによって成長し、人生を大きく変えることがありますが、偶然の出会いをどう活かすかも、自己の能力なのです。 偶然の出会いは、人との出会いだけではありません。脳科学者の茂木健一郎博士は、「最近の日本人ノーベル賞受賞者のうち、少なくとも三人の発見には、明らかに『セレンデイピテイ』と呼べる偶然が介在しています」と言います。 Aというものを見つけるつもりが、ある偶然によってBに出会ってしまう。想定外のBに出会い、その発見でノーベル賞を受賞したということです。 二〇〇二年にノーベル化学賞を受賞した、島津製作所の田中耕一氏も、試薬の配合を間違えたことがきっかけで、タンパク質の分析装置の原理を発見しました。 追求する努力が、偶然の出会いを呼び寄せるともいえそうです。 今日の心がけ●偶然の出会いに感謝しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月01日 08時41分52秒
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