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カテゴリ:職場の教養
3月 5日(木) するが堪忍
中国の歴史書『史記』の中に、「韓信の股くぐり」という有名な故事があります。漢の時代に活躍した猛将・韓信にまつわる逸話です。 韓信は若い頃に家が貧しく、他人からご飯を恵んでもらっていました。ある時、町の無頼漢が「お前の剣で俺を斬ってみよ。それができないのなら、俺の股の下をくぐってみよ」と韓信をからかったのです。韓信はしばらく相手をにらんでいましたが、やがて這いつくばって股の下をくぐったのです。 なぜ、韓信はその場を堪えたのでしょうか。それは、将来へ向けた明確なビジョンと大志が、彼自身にあったからです。「その希望を叶えるためには、小事に関わってはいられない」という自戒の念を強く持って生活していたのです。 職場でも家庭でも、トラブルやハプニングはつきものです。「ならぬ堪忍、するが堪忍」で、いったんは引き下がる。後日、冷静な判断によって、最善の解決策を講じていくことが大切です。 日頃から小事にとらわれることなく、冷静な対応を心がけたいものです。 今日の心がけ●冷静な対応をしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。 入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月08日 10時11分59秒
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