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カテゴリ:職場の教養
3月 8日(日) 涙の作用
人は悲しい時、嬉しい時に涙を流しますが、それは時として、心と体の極度の緊張を取り除く「薬」以上の役目を果たすことがあります。 千葉県に住むOさんは、五十四歳の時、嘔吐と下血で都内の大学病院に緊急入院しました。検査の結果、胃に穴があいていることがわかりました。 翌朝早く、Oさんはベッドの中で、改めて自分を見つめ直す時間を持ちました。これまでの人生で、父親・母親にしてもらったことを思い出し、<その愛情に私は何をお返しできたか>と思うと、Oさんは涙が止まりませんでした。 シーツがあまりに濡れてしまったので、交換してもらったほどです。そして朝の回診で、医者から「Oさん、ずいぶん気分がよさそうですね」と言われました。 その後に実施した詳しい検査で、なんと胃の穴が、きれいに塞がっているというのです。「輸血をして一ヵ月は入院しなければ」と言われていたのですが、二泊三日で退院できたのです。 号泣によりストレスが発散され、潰瘍を涙が洗い流した出来事です。 今日の心がけ●泣きたい時には思いきり泣きましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月08日 10時14分06秒
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