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カテゴリ:職場の教養
3月 4日(水) 障子張り
M氏は、ここ数年、年末は仕事に忙殺され、障子の張替えまで手が回らない状況が続きました。そのため、春先が障子の張替えの時期になっていました。 プロ並みに仕上げるのは無理としても、氏は性格的に、ムラができたりゆがんだりすることが許せず、毎回、逃げたい気持ちでいっぱいでした。 仕方なしに今年も障子の張替えを始めたM氏ですが、思うように仕上がらず、不満は増すばかりでした。<所詮、素人がすることだから>と、自分で限界を決めようとするのですが、それに反してイライラ感が募ってきました。 しかし、ある講習で習った「物は生きている」の言葉を思い出し、M氏はそれを実行することにしました。うまく張れないのは、イヤイヤやっているからだと感じたM氏は、<きれいに張替えれば、人と同じように障子も喜んでくれる>というイメージを持つようにしたのです。 すると、先程の逃げたいという邪心は消え、心が穏やかになりました。そして、これまでとは違う、きれいに紙が張られた障子が、目の前に現われたのです。 今日の心がけ●喜んで行ないましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために9年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。 難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。 O君は、いまでは職場の教養にルビまで入れてくれるようになりました。 知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。 朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら 是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。 (著作権の保護のため、いくつかの条件を設けます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月04日 05時44分43秒
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