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カテゴリ:職場の教養
4月29日(水) ごゆっくり
旅館に一泊したA氏一家は、バイキング形式の会場で朝食を摂りました。会場は、かなりの混みようでした。 食事をしていると、隣の家族連れのテーブルに係りの女性が来て、「お下げします」と食事の済んだ食器類を、お盆ごとサッと下げていきました。 その光景を見たA氏は、「後から来る宿泊客のために、早めに食事を切り上げよう」と家族に伝え、急いで一通りの食事を終わらせました。 そこへ、責任者らしい男性がやって来ました。男性は「お味はいかがでしたでしょうか。お済みでしたらお下げいたします」と丁寧に頭を下げました。 そして、「デザートもございますので、どうぞごゆっくりお召し上がりください」との言葉を添えてくれたのです。 <事務的な接客をする従業員が多くなってきた>と感じていたA氏ですが、男性の真心のこもった言葉に、近年にない感動を覚えました。 対応に追われる従業員のフォローをした、責任者の妙手といえるでしょう。 今日の心がけ●真心の一言を添えましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために10年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。 難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。 O君は、いまでは職場の教養にルビまで入れてくれるようになりました。 知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。 朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら 是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。 (著作権の保護のため、いくつかの条件を設けます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年04月29日 04時51分36秒
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