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5月 1日(金) 聞く前に
新人のKさんは、仕事で不明な点は、積極的に教えを乞う姿勢で臨んでいます。 はじめの頃は、先輩も親切に教えてくれていましたが、最近は<そんなことまで聞くのか>という顔をされ、とても面倒がられます。 Kさんは「ミスがないようにと思い、意欲的に何でも聞いているのに、なぜ嫌がられるのだろうか」と感じ、ついそれを態度に出してしまいました。 すると上司から、「率直にものを聞く姿勢は評価できる。でも安易に聞く前に、まず自分で充分に考えること。質問は、その考えが正しいかどうかの確認をとるためのものだよ」と指摘されたのです。 最初からすべてを人に頼っていたのでは、その場は無難に対応できても、「次」の場において自分で対応しきれるとは限りません。自らの頭を使って動いてみることで、初めて、技術や感覚などが習得できるのです。 謙虚に聞く姿勢はもちろん大切ですが、その前にしっかりと考え、自分なりの意図を持って仕事に取り組みたいものです。 今日の心がけ●まず自分自身で考えましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはご配慮くださいますよう願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2009年05月01日 05時31分12秒
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