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カテゴリ:職場の教養
5月20日(水) 梅雨太鼓
Nさんの仕事は営業です。ある日、上司に挨拶をすると「君は滑舌がよくない。言ったことが聞き取れないと、お客様が困るだろう」と言われました。 翌日、先輩からは「こちらの言葉に対する反応がとにかく遅い。N君は打っても響かない」と指摘を受けました。 その後、早口言葉を練習し、一時的にハッキリと言葉を発音できましたが、間もなく元に戻ってしまいました。<何か根本的な要因があるのでは>と感じていたNさん。ある本の中で、目に留まった文がありました。 そこには、「"梅雨太鼓”といって、梅雨つづきの季節には、太鼓の皮がゆるんで、ぼろんぼろんとぼろをたたくような音がする。微温低調、居眠り、倦怠、虚脱、酔生夢死・・・・・・これは一体どうしたのであろうか目標を見失ったからである、希望を無くしたからである」と記されていました。 「これだ」と思ったNさんは、以来、仕事に情熱と希望とを持って取り組みました。今では、名前を呼ばれたら「ハイ」と、打てば響く返事で反応しています。 今日の心がけ●目標を持ちましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために10年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月13日 19時06分33秒
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