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カテゴリ:職場の教養
5月 3日(日) ある日の光景
ある雨の降る夕方のことです。Kさんは仕事を終え、電車に乗りました。車内はすいていたため、Kさんは座席に座ることができました。 目の前には若い母親が小さい男の子を座らせ、ベビーカーに赤ちゃんを乗せています。男の子は疲れたのか、座席で眠ってしまいました。 しばらくして、母親は赤ちゃんを座席に移し、眠っている男の子をベビーカーに乗せました。そして赤ちゃんを帯で背負おうとするのですが、なかなかうまくいかないようでした。 すると、母親の隣に座っていた初老の男性が、「手伝いましょう」と声を掛けたのです。「ありがとうございます」と言いながら、男性の助けを借りて子供を背負い終えた母親は、悠々と電車から降りていきました。 何ということのない光景でしたが、これを見ていたKさんは、<人々が助け合える社会は、本当によいものだな>と感じました。困っている人に一声かけることは、勇気がいるかもしれません。しかし、勇気を出すことが大切なのです。 今日の心がけ●一声かけましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いにはご配慮をお願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 毎月20日を過ぎたら翌月分を20日に取りまとめます。新しい月になったら20日掲載分は削除します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月03日 22時43分27秒
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