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カテゴリ:職場の教養
5月11日(月) 賢しら
あな醜 賢しらをすと 酒飲まぬ 人をよく見ば 猿にかも似む あな醜(みにく) 賢(さか)しらをすと 酒(さけ)飲(の)まぬ 人(ひと)をよく見(み)ば 猿(さる)にかも似(に)む これは万葉集の歌人・大伴旅人の「酒を賛むる歌」の中の一首です。「なんと醜いことだろう。利口ぶって、酒なんか飲むなと言っている人をよく見ると、まるで猿のようだ」という意味です。 千数百年前の万葉集には、現代の私たちでも共感できる歌が多くあります。旅人は酒をこよなく愛した人でしたが、たとえ酒を飲まなくとも、酒を飲む人の気持ちが理解できる広い心の持ち主が、人として立派だと言いたいのでしょう。 職場は様々な個性の集合体です。リーダーは、部下が頼りなく見えることがあります。その時に見下したりせず、個性をうまく活かすことに心を向けましょう。 職場で、上司との関係がうまくいかない人は、相手の立場を理解する努力をしましょう。上の立場でものを考えれば、自分の取るべき道が見えるはずです。 広く大らかな心が職場に満ちた時、上下間の歯車が噛み合い、仕事の推進力は強化されます。そこに、揺るぎない信頼感が生まれるのです。 今日の心がけ●お互いの立場を尊重しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。 特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。 入会すると、毎週のモーニングセミナーの他、経営者の集い(イブニングセミナー)などなど いろんな学びの場に無料で参加出来ます。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月11日 05時12分43秒
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