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カテゴリ:職場の教養
5月14日(木) 基本で決まる
講談師で人間国宝の一龍斎貞水氏は、「確かな『芸』の構築は、遠回りしてでも、根本となる基礎をしっかりと固めることが秘訣」と語ります。 講談師になると最初に、合戦を表わした「修羅場」を学びます。徳川家康と武田信玄の戦いを描いた「三方原軍記」等を暗記し、発声、呼吸、間の取り方、張り扇の叩き方など、講談の最も基本となる語りの調子と声を作ります。 それから「赤穂義士伝」や「怪談噺」、「お家騒動物」や「名工伝」などの古典から、世相を反映した新作講談へと展開していきます。 「新しいジャンルや大ネタに挑戦するのは、素晴らしいことですが、長い眼で見ると、基礎が出来ていないと本物にならない」と氏は言います。分野は違いますが、元・サッカー日本代表の中田英寿氏も基礎の大切さを強調しています。 私たちもそれぞれの職場において、世代、立場ごとに「ふさわしい人間性を持って行動する」ことが大切です。今の自分の基本を見つめ直し、「自分らしい」仕事ぶりで、日々の業務に取り組みたいものです。 今日の心がけ●仕事の基本を見直しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。 入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月14日 04時47分48秒
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