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カテゴリ:職場の教養
6月10日(水) ボロボロになるまで
将棋の第六十七期名人戦C級二組で、現役最年長棋士の有吉道夫九段(七十三歳)が高崎一生四段に勝ち、順位戦残留を決めました。 戦績と年齢の規定により、負ければ引退を余儀なくされる中で、有吉九段は「どこまで頑張り抜けるか、人体実験のつもりでボロボロになるまでやる」との覚悟で現役にこだわりました。最後の対局となるかもしれない前夜には、妻に「明日は僕の葬式だから・・・」と涙を流したといいます。 背水の陣で臨んだ結果、有吉九段に勝利の女神が微笑みました。同九段は「これまでで一番うれしい。また将棋が指せるから」という熱い思いを隠しません。 経営者でも社員でも、時として「ここが正念場」という状況に追い込まれることがあります。そのような時、自分にある力の全てをもって立ち向かい、<負けてたまるか>という強い気持ちを自身の内に秘めることが大切です。 気力が高まった時、道が拓かれる可能性が大きくなります。ここぞという時に心と体を充実させて、難局を乗り切っていきたいものです。 今日の心がけ●強い気力を持ちましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。 この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために10年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。 難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。 O君は、いまでは職場の教養にルビまで入れてくれるようになりました。 知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。 朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら 是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。 (著作権の保護のため、いくつかの条件を設けます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年06月07日 23時35分19秒
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