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カテゴリ:職場の教養
6月 2日(火) 早く気づいてよかった
経理部門で働くA子さんは新人時代、目前の事務処理に追われている間に、予定していた入金をすっかり忘れ、十五時を過ぎてしまったことがありました。 「どれほど厳しい叱責を受けるだろう」と、恐る恐る報告したA子さんでしたが、上司は「早く気づいてよかったわね。一緒に行きましょう」と言って、外出の準備を手早く始めたのです。二人で銀行へ行くと、窓口担当者の協力もあって事なきを得ました。 A子さんは当時を振り返って、「勇気を出してすぐ報告してよかった。『早く気づいてよかったわね』の一言にどれほど救われたことか」と語ります。 失敗やクレームなどの報告は口が重くなりがちですが、その停滞の末に大きな事故に至ることがあります。スムーズな報告・連絡・相談は、どのような組織にも当てはまる活動推進の要です。 その後、A子さんは悪い情報ほど早めに伝えるよう努めました。先輩となった現在は後輩の報告に受容力を発揮するよう心がけています。 今日の心がけ●報告は早めにしましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。この「職場の教養」は書店で販売していません。 日本各地にある倫理法人会では、毎週モーニングセミナーという経営者向けの勉強会をやっています。 月に1回、「経営者の集い」があります。経営の講演会です。 勉強会に参加しなくても、職場の教養だけで十分元がとれると言う方もおられます。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年06月02日 05時53分40秒
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