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カテゴリ:職場の教養
8月14日(金) 苦手への対応
営業担当のSさんは、数日後に取引先のT社長と交渉することになっていました。しかし、T社長に対して以前から苦手意識を感じていたため「どのようにしたら交渉が上手くいくか教えてほしい」と信頼する先輩に相談をしました。 先輩は、「誰にでも相性の良し悪しはあるものだよ。でも相性の悪さを相手のせいにしている限り、互いの関係はよくならない。原因は自分にあるということをまずは考えてみることだよ」とアドバイスしてくれました。 さらに、「自分の非を反省し、これまで形はどうあれば関係が続いてきたことに感謝しつつ、相手への好意を唱えてから交渉してごらん」とも言われました。 Sさんは先輩からのアドバイスを実行して、交渉に当たりました。すると、T社長はいつになく温厚で、商談をスムーズに進行させることができたのです。 他者との関係が悪化した時、原因を相手に求めている限り、相互の関係は進展しません。他者を尊重して、<自分にも非がある>と受けとめて自己を切り替えることで、関係は良好なものになっていくのです。 今日の心がけ●苦手を自分の問題と捉えましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはご配慮くださいますよう願いします。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年08月14日 05時42分40秒
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