|
カテゴリ:職場の教養
1月12日(木) 親の心
昔から「親の心子知らず」といわれるように、親の愛情に子供はなかなか気づけないものです。 父親より会社を継いだA氏。堅実な経営が実り、新工場建設に着工しました。ところが、市の道路整備事業により、大型車の出入りが困難であることが判明しました。大型車が入れなければ、新工場は無用の長物になってしまいます。 前途に展望が開けないまま、自暴自棄になっている時、知人に思わぬことを言われたのです。両親が、これまでの人脈を辿って、様々な人に相談し、頭を下げてまわっているというのです。 実は、父とは経営についての考え方が異なり、ずっと対立していました。今回の件でも、自分のことで頭がいっぱいで、親のことは気にかけていませんでした。 改めて親の真心を知り、A氏は思わず涙が出ました。その後、役所との話し合いにより、何とか大型車の通行も可能になりました。 完成した新工場を前に、陰で支え続けてくれた両親に感謝するA氏です。 今日の心がけ◆陰で支えてくれる人のことを思いましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。 著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、 かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年01月12日 00時00分30秒
コメント(0) | コメントを書く
[職場の教養] カテゴリの最新記事
|