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カテゴリ:職場の教養
1月13日(金) 雪の工事現場
子育てをしながらスーパーで働くI子さん。雪の日の朝、子供を保育園に送る途中、渋滞にあってしまいました。 渋滞の原因は道路工事でした。このままでは、子供を時間通りに送り届けられず、仕事にも遅刻してしまいます。急な停止や発進が増え、「なんで工事なんかしてるのよ」と、つい愚痴を漏らしてしまいました。 その時、「でも、壊れた道を直してくれてるよ」という子供の声が、助手席から聞こえたのです。その言葉で、I子さんはふと我に返り、焦る気持ちがスーッと引いていきました。 そして、〈工事をしなければ、道路そのものが使えないんだ〉という当たり前のことに気づいたのです。工事現場に差しかかる時には、雪に降られながら懸命に働く作業員に対して、自然と感謝の気持ちが溢れてきました。 子供の一言で穏やかな気持ちになれたI子さんは、〈今度は私がお客様のために働こう〉と、張り切って職場に向かうのでした。 今日の心がけ◆視点を変えてみましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。 特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年01月13日 00時05分27秒
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