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カテゴリ:職場の教養
1月17日(火) 殻を脱ごう
やる気をなくしたE君に、上司が、一冊の本をプレゼントしました。 その本は、‘’祈りの詩人`’といわれた坂村真民の『詩国第二集』でした。付箋のあるページを聞くと、そこには「殻」という詩が載っていました。 殻を脱ぐ それは、かにもやる とんぼやせみもやる 人間も、これをやらねばならぬ 木は年齢を持つ 竹は節を持つ 人間も、これを持たねばならぬ うどの大木では かにやとんぼや木や竹に笑われる 生まれたままでは万物の霊長とは言われぬ 殻を脱ごう年輪や節を持とう 新しい自分を作るため 新しい世界を開くため E君は、この詩を読んで、衝撃を受けたのです。どうでもいいことに拘って、新しい一歩を踏み出す勇気に欠けていた自分に気づかされたのです。 人はともすれば保身の殻を被り、現状に留まろうとします。前に進めば痛みを伴うかもしれませんが、潜在していた能力が開花すると信じて進みたいものです。 今日の心がけ◆自分の殻を破りましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。 O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2017年01月17日 00時00分19秒
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