モノスキー日記

脱下請け！！新事業創出への道　その１

２０１６年１１月、経営上の激震が
走りました。

それまでの計画をはるかに下方修正した
生産計画書がメールで届きました。

実需と計画がはるかに乖離していて
生産を落として在庫調整をするとのこと。

毎年１１月から３月までが一番忙しく
なる時期なのに・・・

増産に備えて、人材も確保し教育訓練も
重ねていました。

１社１００％の下請けである我が社は
こんなとき、直撃を受けます。
売り上げが６割以下に落ち、月々の
収益は大幅な赤字を続けました。
３月に締めてみると年の累計でも赤字！！

２１年間黒字を続けてきた記録がついに
途絶えました。

実需が減った理由は東北の復興需要が
落ちついたからで、５年も特需が続いた
ことの方が驚きのはずです。

しかし、大手の二次下請けである
我々には顧客の動向はつかめず、
大元から出される生産計画に従うしか
方法はありません。

実需が落ちたのなら、それに合わせて
生産能力を落とさねばなりませんが、
当時の我が社にはもうひとつ大きな
難題がありました。

不採算部門があったのです。

写真は１３の徳目誌に掲載された
集合写真です。

つづく



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
３２年間１社からの仕事だけで
経営してきたわが社です。
リーマンショックの時をはるかに
上回る受注の減少に耐え切れず
やっと経営改革に取り組みました。
第一段階は、赤字部門からの撤退
第二段階は、新たな受注先の獲得
そして現在は、新事業で
脱下請けに挑戦しています。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆