|
カテゴリ:お気に入り編
通勤の途中にある老舗の箪笥やさんの花壇に華麗に咲いている撫子の花。 細いのに割りと逞しくて、かなり長い間、咲き続けています。 花屋さんで撫子を目にする機会が増えつつも、バラやガーベラを選びがちだったのですが、今日は吾亦紅と組み合わされた撫子の束を発見しました。 嬉しい大好きなお花の組み合わせです ワタシはあまり生花が得意ではありませんので、 吾亦紅と撫子は別々の花瓶に活けました。 さらに昨朝。 日曜日に青山の松栄堂さんで購入したお香を焚いてみました。 「花散里」 爽やかな橘にどことなく甘さが漂う、、、源氏物語の中の源氏に出会った時の花散里のイメージそのままです 高校生の頃、初めて源氏物語を読んだとき、花散里は地味な女性だなぁという印象でした。 でも、大人になってみて、やっぱり彼女は光源氏に愛されるだけの女性だったのだなぁと感じます。 とてつもなく美人なわけじゃないのに、控えめで、どんなときも愚痴ったり、ひがんだりすることなく身の程をわきまえ、かといって弱々しすぎることなく、長い間、源氏と夫婦であったことを考えると、一番にホッとできる相手だったのではないかと思わずにはいられません。 そんな奥深さを感じられるようになったのもワタシが大人になったからでしょうかね ワタシもそんな奥ゆかしい女性になりたいものです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お気に入り編] カテゴリの最新記事
|
|