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Feb 9, 2006
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カテゴリ:不整脈のこと
昨日の続きを…

ストレッチャーで運ばれ治療室へ。ちなみに、このカテーテルアブレーションは厳密に言うと手術に含まれず、内科的治療になるそう。治療室の入り口スペースに一時止められ、いよいよ治療室へ。

治療台に乗せられ両足の付け根に、ブスブスと麻酔注射を打たれる。たぶん片足につき4本は打たれたような。そしてカテーテルを入れる挿入口をズブッと足の根元に入れられ、いよいよカテーテルを挿入される。ここまでで既に私の予想を大幅に上回るダメージ…。

体の内部に管が通っていく感触があり冷や汗。いよいよ心臓が焼かれる!!左手は縛られ、右手は血圧計。先生が2本の検査用カテーテルで心臓内部の異常に信号を出している部分を見つけ出し、治療用管でその部分を焼いて壊死させる。事前説明では痛くはないと言われていたのに、実際心臓を焼かれている時は、心臓の内部をまさに焼かれる痛み。北海道出身で汗腺が少ないというのもあって、顔に汗などかいたことがない私が看護婦さんに顔を拭かれるほど汗をかいていたらしい。手足も冷や汗でびっしょり。

薬で心臓を大きく動かし、不整脈を誘発しながら治療が進められた。だんだん体力的にも疲れ果て、精神的にダメージを受けつつ約2時間後に治療が終了した。

最後に足に入れていた、カテーテルの挿入口を抜かれる時にまた麻酔。血が顔まで飛び散りギョッとしたが、手術が終わった安堵感の方が強かった。

病室まで運ばれ、主人の顔を見た時、ほっとして涙がこぼれました。

この日は、傷口が開いてはいけないと言うことで、病室に戻ってからも結果的に5時間絶対安静。足を動かせないのが辛かった~。

夕飯は彼に食べさせてもらい、まさに病人気分。

この日は色々な人の支えを感じた一日だった。たまたま一緒になった病室のおば様たちには、『行ってらっしゃい』『頑張ったね』の声をかけられ、家族の存在もありがたく、そして何より治療中に手を握っていてくれた看護婦さんの手のぬくもり。辛かったけど、貴重な体験をした一日でした。

つづく





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Last updated  Feb 9, 2006 07:57:41 PM
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