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カテゴリ:思ったこと
先日の入院中に、洗面所で顔を洗っていたら、通りがかりのおじいちゃんに、『あんた、健康そうだけどどこ悪いの?』と聞かれました。
そうなんです。私、とっても具合が悪い時も、顔色も肌つやもよく、『健康そのもの』に見えました。背も高いし、体格も良し。病気がひどくなってからかえって太ったし。心臓病の一般的なイメージ、『やせて青白い』とは全く対極にあります。 でも、本当に体調が悪かったのです。朝は起きられず、昼間も横になる時間が多かったり、電車に乗ると、一駅でもいいから座りたかった。 退職前、東京で通勤していた時に、そんな私にもちろん席を譲ってくれる人はいませんでした。そりゃそうですよね。まだ若くて健康そうなんですから。不整脈がバクバク出ていても、顔色は変わりませんでしたし。席を譲ってくださいという勇気もありませんでした 私も今までは全く深く考えず、空いたら席に座っていました。でも、自分が体調を崩してからは、健康そうに見える人でももしかしたらそうではないのかもしれないと思うようになりました。普通にしている人が、ペースメーカーをしているかもしれない。健康そうに見える人が、立っているのがつらい何かの病気かもしれない。 とりとめの無い文章になってしまいましたが、そんなことを電車に乗るたびに考えました。人を『見た目』で判断するというのは難しいことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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