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テーマ:長期旅行日記(142)
カテゴリ:中近東編
アフリカの帰り道にカイロに立ち寄った僕にはいくつかのテーマがあった。 ・エジプトでピラミッドを観たい ・シナイ山に登りたい ・紅海で泳ぎたい ・死海に浮かびたい ・この際禁酒をしてみよう などなどである。 なのでこの後の予定としてはシナイ半島を横断し紅海に抜けて、ヨルダンからイスラエルに抜け、地中海経由にてアレクサンドリアからカイロに戻るつもりであった。 そしてカイロに着いたばかりで取り急ぎは右も左もアラビア語もわからないまま昨日は町を歩き、考古学博物館にてツタンカーメンの棺をみて、地下鉄に乗り、ナイルヒルトンホテルで暇をつぶし、夜はシシケバブを食べるなどして、それとなく中近東の空気に体を慣らしてゆくのであった。 さてそういうわけで本日はピラミッドを見に行ってきた。 タフリル広場から適当にバスに乗ってピラミッドが近くに見え、他の乗客がぞろぞろと降りるところで一緒に降りる。あとはピラミッドに向かって歩いていけば良いのだから非常にわかりやすい。 学割10ポンドの入場料をはらい、まずはピラミッドをぐるぐる。 ピラミッドに憧れている人には悪いが外から眺めている分には「ふ~ん」程度の感動しかない。 中に入ってみようかとも思ったが、また切符売り場まで歩いて戻るのが面倒なので止め、スフィンクスとピラミッドが同時に見渡せる丘の上でのんびりと過ごす。 砂漠から来る風は暑いと言うよりはむしろ寒いくらいだ。 それも30分もすれば飽きて、もう戻ることにした。スフィンクスの前から913番のバスにてカイロに戻る。難解なアラビア文字も数字だけは何とかわかるようになっていた。 夜は本日で3日目の禁酒デイである。口が寂しいのでノンアルコールビールなど飲んで、今日もカイロの寂しい夜は更けてゆくのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.06 23:02:05
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