お手伝いさんの話
実家も姉のうちにも、住み込みで働くお手伝いさんがいます。話がややこしくなりそうなので、実家お手伝いさんをAさん、姉のところをBさんとします。最近住み込みのお手伝いさんでも、雇い主の許可を得て、バイトに出る人も増えています。Aさんは元々父の看病で長く実家におり、父が亡くなった後も、母と2人で生活をしています。母はまだ元気そのもの、何でも自分でできるから、Aさんはかなり暇…最近一日おきに午後はバイトに出かけています。バイトは「鐘点工」といい、給料は時給で計算する。相場は1時間15~20元らしい。姉のところのBさんは先日孫が生まれて、有給で1ヶ月田舎に帰った。Aさんがピンチヒッターで姉の家に掃除などに行ってもらった。夜はそのままBさんの部屋に泊まった。Bさんは几帳面な人で、毎月の給料、バイト代、新聞などを売った微々たるお金まできっちりとノートに記入してあった。そのノートを部屋の棚においたままにしていた。それをAさんが見つけて、中身を見てしまい、ショックを受けた。母に、「Bさんは随分稼いでいるね…」と話し、夜も眠れず、相当メンタルが揺らいだらしい。そもそも場所や、家族の人数、家の広さ、仕事の内容によって、月数百元~4000元くらいまで、給料の格差も激しいものです。Aさんは姉宅で一日仕事をしただけでヘトヘトになり、疲れたと言いながらも、自分の倍近く給料をもらっているBさんをうらやましく思った。挙句、今のバイトの時給まで不満が出て、昨日少し待ってと言い、給料を受け取らなかった。バイト先(母の知人)のおばさんはすぐ母に電話を入れた。一方は母を介して時給をあげようとし、一方は母を介して現状維持を支持してもらおうという魂胆ですね。ややこしい話ですが、これはBさんとバイト先の話なので、母の出る幕ではないと思います。にほんブログ村隣の芝生は永遠に青いでしょうね…