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子供の頃、同級生のT君から
「そのレコードはアメリカ盤だ」 と聞いたことを覚えています。 アメリカ人であるプレスリーなどに憧れていたビートルズは、初めのうちはアメリカでレコードを出すことさえままならなかったのです。 しかし、ひとたび彼らの人気が爆発するとレコード会社も、手を変え品を変え彼らの新しいレコードをイギリスよりも早く発売するようになったのでした。 そういうアメリカ流のやり方によりキャピトルは「回収命令書」という前代未聞の文書を配布しなければならなくなったようです。 その対象となったのがあの「ブッチャーカバー」です。 1967年は音楽史上に残るような名作を6月に発表しました。 彼らは公演旅行を止めて、ファンを納得させるに十分な作品を数多く作り出したのです。 前作から半年も経っていない11月27日、アメリカではLP盤1枚とシングル盤1枚を同じ日に出すことができました。 このアメリカ編集のレコードは多くのファンに認められ、イギリスのオリジナル盤と同等の扱いを受けることができたのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月27日 21時11分47秒
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