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きょうの「ビートルズストーリー」は1969年です。 ジョンがおおよそミュージシャンらしからぬ行動を続けていることで ポールは覚悟を決めたのでしょうか。 彼はスコットランドの自宅にスタジオを作ったのでした。 うるさいマスコミもそこなら押し掛けてくることはないだろうと思ったのでしょうか。 そこでポールが自身のソロアルバムに収録することになる曲を 4トラック・レコーダーで録音していたことを クリスマスで浮かれた人々たちの中に知る人はいたのでしょうか。 収録曲の「ジャンク」で僕は五木ひろしの「よこはまたそがれ」を思い出しました。 比べてみましょう。 まず「ジャンク」は自動車、ハンドル、二人乗りの自転車と名詞の羅列から始まります。 「よこはま・たそがれ」は横浜、たそがれ、ホテルの小部屋となります。 皮肉なことに作詞者は山口『洋子』です。 評価が高いこのポールの名曲は歌詞もまた素晴らしいものだったのです。 「買って、買って。とショーウィンドーの看板が言っている」 「なぜ、なぜ。とガラクタが言っている」 どうせガラクタだからすぐに捨てられる。 ポールはビートルズの人気がなくなっている時の自分たちを、 売りに出されているガラクタに例えたのかもしれません。 [CD] ポール・マッカートニー/ポール・マッカートニー(SHM-CD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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