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ビートルズの一ファンとして2007年から書いてきた「ビートルズストーリー」ですが、彼らの事をネットを中心に調べて行くうちに今まで自分が認識していたことと違う情報があることがわかりました。きょう4月10日は1970年にビートルズが解散したとされる日です。それはピーター・ブラウンが作った質問状にポールが答える形の文書をイギリスの新聞社に送ったことがイコール解散と解釈されたようですが、後にポールが脱退するとは一度も言ってないというその文書をはじめてきょう目にすることができました。彼らの解散は、例えは違うかもしれませんが、坂本龍馬が暗殺されたのと同じような感じのような気がします。時代の変わり目というか、何か必然的な感じがするのです。ポールの本心はビートルズをどんな形にせよ存続させたかったでしょうから、そのインタビュー上でははっきりと脱退の意思表示はありませんでした。しかし記事にしたい新聞社にとっては「ビートルズ解散」の記事は願ってもない大スクープだったのでした。デイリー・ミラー誌がこの文書を公開しなければもしかすると解散は回避できたかもしれません。 いくつかの質問で、ビートルズの現状が想像できるのです。解散すると、とられても仕方のないような答えが多過ぎたのでした。 そのたくさんの質問の中でポールのソロ・アルバムの「初プレス盤を他のビートルズにあげるかい?」の答えが「見ていてごらん」だったのでした。同じグループなのにポールの答えはあまりにも寂しいものでした。ジョンがポールに対してビートルズの解散を自分のアルバムの宣伝に使ったと言って怒ったのも無理がないことです。 脱退宣言に最もとれたのが次の発言です。 「このアルバムは君がビートルズから去る記念かい?それともソロ・キャリアの出発かい?」 に対してポールの答えは 「時が教えてくれるさ。ビートルズのポールと考えれば、ビートルズを去る記念さ。ポール自身のソロ・アルバムとみなせば、ソロ・キャリアの出発だろう。だから、両方だよ。」 まだまだ質問はつづくわけですが、ポールが当時、悪者扱いされた理由が分かるような気がしてもう書けません。 グループとしてのビートルズはあまりにもアンハッピーエンドでした。 月刊ザ・ビートルズ臨時増刊『BCCアーカイブ集1966~1986 インタビュー&記者会見』号 【1000円以上送料無料】ザ・ビートルズ非公式の真実 失われたインタビュー集/キース・バッドマン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月10日 20時55分17秒
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