楽天ブログ　欧米か？

１９６８年９月１０日ビートルズは「ヘルター・スケルター」の第２１テイクへオーバーダビング。ＥＭＩが設置したばかりの８トラックの機材でレコーディングしたようです。彼らはその８トラックをフルに活用しています。トラック１がドラムス。トラック２はジョンのベース。トラック３はジョージのＥギター。トラック４はポールのＥギター。トラック５はポールのボーカル。トラック６がジョンとジョージのバックボーカル。トラック７はディストーション(エレキギターに特殊な効果をつけるエフェクターという電子機器のことをいうらしい)・ギターとフィードバック・ギター。トラック８はドラムスとジョンとジョージのバックボーカルにジョンのサックス、マル・エバンズのトランペットとピアノの最後の１音だそうです。
朝からテレビ番組「ＺＩＰ！」を見ていると奥田民生の完全生産限定盤ですべての楽器をひとりで演奏してトラック別に分けてあり、ボーカルの他、好きな楽器を購入者が自由に入れられるようにしてあるみたいです。きっとビートルズを意識しての放送だったのでしょう。

「ヘルタースケルター」とは「あわてふためいて」という意味でイギリスにあるらせん状の滑り台のことでもあるらしい。作曲したポールはローマ帝国の没落を思い浮かべていたそうです。彼は拡大し過ぎて滅んだ国とビートルズが同じ道をたどっているのを感じ始めていたのではないでしょうか。
彼らのデビュー時からのプロデューサーは前日から休暇で不在だった。彼らは完全に自由に振舞うことができていたのだ。ジョージは灰皿を頭にのせてスタジオ内を走り回ったという。
そして１９７７年のこの日、井上陽水は大麻取締法違反で逮捕された。心の底から陽水はビートルズかぶれだったのだ。

【送料無料】風は西から(完全生産限定盤 CD+DVD) [ 奥田民生 ] 価格：2,295円（税込、送料込）

【送料無料】陽水2 センチメンタル [ 井上陽水 ] 価格：1,752円（税込、送料込）