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カテゴリ:トール・ヘイエルダール
1947年にポリネシアの住人の起源は南米にあると論文で発表したヘイエルダールは、学会の反対にもひるむことなく実証しようしました。 彼は1948年には漂流航海の模様を本にした『コン・ティキ号探検記』を発表します。 なんと、その本は62か国語に翻訳され、2000万部以上のベストセラーとなりました。 ドキュメンタリー映画『Kon-Tiki』も作られ1951年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞しています。 そして、1964年にはその功績に対して王位地理学会から金メダル(パトロンズ・メダル)を贈られました。 でもこういう人は称賛されると調子に乗る?のかもしれません。 本もベストセラーとなり冒険に必要な元手も十分に手にしたでしょう。 1969年にはアステカ文明(1428年頃から1521年までの約95年間北米のメキシコ中央部に栄えた)はエジプト文明と類似しているからエジプトからの移民が作った文明であると考え、古代エジプトの葦船に大西洋を渡ることができることを証明しようとしました。船は古代エジプトの図面と模型に基づいて設計され、エチオピアのパピルス葦(カミガヤツリ=紙蚊帳吊)が使われた。 ヘイエルダールを含めた7人の乗組員は、モロッコのサフィからカリブ海を目指し、数週間で6000km以上航海したが残り数百kmのところで船はバラバラとなり、乗組員が救出された。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月25日 21時46分42秒
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