Hale Mahina

　 年が明けたのは　スウェット・ロッジの　テントの中で。
４セッションに　分けて行われたうちの　３セッション目。
セッションを　追うごとに、参加者が　まばらになって行く。
決して　自分に無理する必要もなく　ある程度の　肉体への配慮があってもいい。
４セッション目で　私が何かを話す番。

ずーっと　心の中で響いてたのは

”Love some one to be happy"
"Flow like water"

だから　その言葉について話すことに。

いちばん　愛している人を愛することが　ある日　恐怖へと　変わって　行った。　　　
愛することで　私が暴力を受ける。　あるいは嫌がらせをされる。
恐怖は　あと一歩で　私を殺せた。
その夜、天使の祝福を受けた。それから数日後　新しい羽　が生えて来た。

愛は多面体だから　私が受けた憎しみもまた、愛の別の面だということに気付いた。
そして　私に恐怖をもたらす　その人たちを憎むことをやめた。


そして　流れるように生きる。
川の流れは速くなり、時には落ち着いて、時には岩にぶつかり、方向を変え
それでも　流れて行く。
まるで人生の旅のように。

全てのことはメッセージなのだと。

最後には　日本語での”上を向いて歩こう”の　リクエストで　私が歌うことに。
そして　本日のスウェット・ロッジは終了。
セッション４で　降り出した小雨が　終了する頃には本降りに。
雨が石を焼くための火を　消して行きます、セッションの終わりとともに。

ハワイにはこういうはからいが　よく起こります。

粋ね。

そろそろ夜が明けて行く。
雨音に包まれながら　眠りにつくとしよう。