Hale Mahina

（チェット・ベーカーとイタリアン　ストリングスのコラボで）　

人は　孤独を　悲しむ。
孤独から　逃れるために　予定を作り　スケジュール帳を　埋めて行く。
独り住まいの　ジジーを見て　”あら可愛そう　孤独な　お年寄りなのね”　と
心の中で思う。
人は　孤独を　悪者扱いする。

もしも　あなたが　孤独と　どのように　ディールするかを　心得ると
あなたは　あなたの世界の王になる。
世の中に　怖いものなど　なくなるということ。

孤独ほど　甘美なものはない。
なぜって？
自分がどこにいるか見てごらん。
あなたの周りには　東西南北が存在し　
あなたは　その中心にいる。
あなたは　あなたの　人生という時間の　真ん中で　生きている。
まず　その発見に　驚いて下さい。
驚くことの　できなかった人は　断食でも　してもらって
茶碗一杯のご飯と　梅干しだけの　食事が　いかに感動的なものか
再確認して　いただきたいと　思います。

シナリオを書くのもあなた。
演じて行くのもあなたです。

幸福とは　器のようなものだという　詩を書いたことがある。
慈しむのも　滑り落として壊してしまうのも　その人にゆだねられている。
また　大きな　器を持っている人には　それが　いっぱいになるまで　
時間はかかるけど　大きな　幸福感を　得られるだろうし
小さな器を　持っている人は　すぐに　いっぱいになって
幸福感を得ることが　容易だという　意味の詩。

（その本が見つかったらブログにアップして行きます）

本題の　孤独を愛するということ　についてですが
誰かを愛していても　常にこの気持ちはつきまとうもの。
つまりそれが　原点であり終点なのだ　ということに気付くだけで
孤独を　邪魔扱いする　必要がなくなります。

孤独は　人を　狂気に　駆り立てるか？
孤独が　人を　狂気に　駆り立てるのではなく　孤独であることに恐れを抱く
その恐怖心が　人を　狂気に　駆り立てて　行くのだと　私は思います。

独りでいることに　酔えるようになったら　あなたは立派な不良です。
そこに　翳りが　発生し　不良性をますます　高めて行きます。
もうすぐ４０。
こんな生き方も考え方も　全然変わってないの２０の頃と。
もうここまで来たら　私も不良の仲間入りで来ますか？