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カテゴリ:人生
きょうは わたくし事で(いつもそうだけど)
きのう $20紙幣を拾った時 わたしは 銀行の入り口で オープンを 待っていた。 離婚届けの 最後の 段階、公的証人からの サインが 書類に 必要で 銀行へ 行った。 気分は 明るくもなく、暗くもなく、甘くもなく、しょっぱくもなくという 感じだった。 ふと コンクリートの 通路に $20紙幣。 公的サインの 費用の $5を それで払った。 その後 ホノルルの 裁判所で 書類のチェック。 記入ミスがあり、彼に 連絡しなくては 行けない。 電話をすると ちょうど ホノルルまで 来るという。 ファミレスで 待ち合わせ。 短期で 日本へ 行こうと 思っていると 言ったら ついてくるという。 (水戸黄門の気分) 涙が 出て来た。(以前はいつも 一人で 行ってね、忙しいからと 言われていた) 涙を 彼が 勘違いして 書類は 出さなくていいんだよと いう。 涙を拭いて 食事を済ませて 書類を 訂正して 彼と さよならをし 裁判所へと 戻った。 全ての書類に サインがなされ 書類が ファイルされていく。 窓口の人たちは 皆 優しい笑顔と 穏やかな口調で 対応してくれる。 とてもたくさんの 嫌になるぐらいの数の 離婚ファイルを 見て来たんだろうな~と 他人事のように 思う。 とりあえず 終わった。 外に出て 太陽の下 駐車場へ 向かいながら あることばが 心に 現れた。 愛は 紙切れで つながってるんじゃない。 彼は しきりに ”書類をファイルしなければ 君は 失わずに済む”と 言った。 私は ”私達は なにも 失わない”と 彼に 言った。 ほんとうに なにも 失わない。 わたしも あなたも ここにいる。 海沿いを カイルアへと向かいながら 涙が 込み上げて来た。 人と人とのつながりとは 愛も 憎しみも 越えていると はじめて 思った。 それは つながり、わたしたちは つながっている。 氷河期の以前に 北極近くで 出会った わたしたちは 今生で ハワイで 再会した。 これは とても長い ラヴストーリーの ほんの 1ページでしかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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