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カテゴリ:日常生活
数週間前、庭の マンゴーの 木が 花盛りだった。
春一番のような 風が 吹いて 咲いた花は たくさん 散っていった。 昨日 雨の 降る 庭を ふと 窓から のぞくと 小指の 爪にも 満たない 赤ちゃんマンゴーが 散った 花の所に なっていた。 小さくても 形は 既に マンゴーの そのものだった。 昨日 降った たくさんの雨と 今日の 降り注ぐ太陽を 浴びて マンゴーは ひたすら 成長していく。 どうして生きてるのかなど問わない。 生きること それのみが 目的で あるかのように。 風に 吹き飛ばされなかった 花たちだけが 実を結んでいく。 吹き飛ばされても 決して 文句など 言わない。 あるいは 全ての 花が 実を 結んでしまったら 実の 重みで 木が いたんでしまうし 木の 老いるのが 早まるだろう。 誰を 手間取らせることもなく こうして マンゴーの木は 20年も 実を 結び 続けている。 ひたすら、時の 流れの 中にある。 そして 季節と ともに 流れていく。 命とは そういうもの なのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月23日 08時53分55秒
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