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Hale Mahina

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2006年06月29日
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 人間の体温は約36.5度を保つと言われている。この温度は体内の物質代謝に

取って理想的なもので たとえ外部の気温が大幅に上下しても発汗や運動によって

体温差は1~2度の幅に保ち続けられる。これをホメオスタシスと言うが この

生命に特有の現象が地球レベルでも見られる。例をあげると、生命の生存に最も

適した温度は 華氏60度から100度の間である。過去、大気の組成が急激に

変化したり 太陽から受ける熱が大幅に変化したにもかかわらず、大部分の地球気温は

つねにその範囲に収まって来た。(地域差はあったとしても)

これは人体の体温調節を思わせる。

現在の海水の塩分は、3.4%で それは、絶えず河川からの流入によって洗われて

いるにも関わらず大幅な変化は見られない。仮にこの塩分が6%を超えれ ば、、海水中の

生物は全て死滅する。しかもこの濃度は生命の血液中のそれときわめて近い。

大気中の酸素の濃度は、生命の生存にとって最適の12パーセントに安定している。

これが2~3%少なければ、大型動物や空を飛ぶ昆虫は活動に必要なエネルギーを

獲得できなかったし、逆に2~3%多ければ 雷による火災で全ての植物が

焼き尽くされていたと思える。 

大気中には少量にアンモニアが存在し、これは硫黄や窒素の化合物と酸素との自然結合に

よって生み出される強力な硫酸や硝 酸(雷雨は大量の硝酸を生み出す)を

中和するのに必要な量で その結果 雨や土壌は生命に取って最適なレベルの酸性度に

とどまっている。 またよく知られるオゾン層は紫外線(とりわけ生きた細胞のDNAを

破壊する)から地球の生命を守っているが これがまた身体の内部を保護する人間の皮膚に

も見て取ることができる。

以上はジェームス・ラヴロックのガイア仮説を引用したものですが そこから感じられるのは
 
私たち人間の身体と私たちの生きる地球という生命体がとても 似た働きをしているということ。

命をつなげていくための調節を寝る間もなく行っているということ。

私たちは毎日この大地の上に暮らし 幸せを感じたり笑ったり、けれども一体どれだけの人が

地球という存在に思いを馳せているのだろうかと思います?

最近の地球は私たち人間の作り出したとてつもない熱により 長期的に調節のための負担を

強いられているような気がする。その反動が異常気象であったりす るのだと思う。

私たちの暮らす空間がもしも受け入れがたいものに支配されるのだとするとその時あなたは

どんな行動を起こすのだろう。もしもあなたの部屋が 毒の混じっ た空気によって

支配され始めたとしたら? あなたの身体に度を超えた量のアルコールや身体が生産しない

タイプのドラッグが入り込んで来たとしたら?

それでも身体は なんとか生存して行くため、命をつなげて行くために 身体の全機能を

フル回転させながら安定した状態へと調節して行くことでしょう。

それは地球レベルにも見られることだと思います。

この先は自分で例を挙げて見て下さい。

そこには自己も意識していない 生命から(自分という存在も含めた)の愛を感じ取ることが

できるはずです。それは大きく私たち一人一人を包み込んでいます。

そしてそれは常に私たちとともにいます。私はそれを愛と呼びます。それは生命の中心、
  
生命の誕生の原初にあるもの。

地球と表現するとそれは遥か彼方にある何か遠い存在のように感じますが、裸足で大地に立つ時

私たちは既に地球とコンタクトしているわけで それだけで はなく私たちはオゾン層という

皮膚に覆われた地球と言う生命体の中の細胞かもしれないとふと思うこの頃です。

                           





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最終更新日  2006年06月29日 05時15分51秒
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